“馬”と“子ども”と生きる

Twitter繋がりの仲間で、養育里親に登録して児童虐待という大きな社会問題に本気で向き合ってる人がいます。
三重県は伊賀市に住む、ナッキーこと上迫 直生(うえさこ なおき)さん。
\自己紹介/
* 上迫 直生(うえさこ なおき)
* 通称 ナッキー
* 福岡出身 1982年1月25日生まれ
* 3児の父
* 三重県伊賀市で「こども専門 乗馬クラブ ペピーズホースフィールド」を2013年に開業
HP→https://t.co/VDUXiJuEYt* 2017年に里親制度を利用し、養育里親に登録 pic.twitter.com/ki8kMgRqX1
— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年1月12日
\私の使命/
私には二つの使命があります。
「馬と共に子ども達を幸せにすること」
「児童虐待問題に魂で立ち向かうこと」
私の経営する乗馬クラブに通う子ども達は素敵な子達ばかりです。
とても幸せな日々を過ごしています。
ただ、その対極にある虐待問題から私は目を逸らす訳には行きません。 pic.twitter.com/4Cr72T0gVr— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年1月12日
里親制度や児童相談所については、まだまだ世間では知られてなかったり誤解されててる部分が多い。さらに虐待に関しては大きな社会問題のため、目を背けてしまうこともあるかもしれません。
でも、彼がラジオ出演した中でお話してくれたことに強い感銘を受けました。ぼくに出来ることはなんだろう?って考え、彼が日常で発信している投稿を集めてみたくなりました。
共感してくれる人がひとりでも増えたら嬉しいし、時間のない人は彼の綴ったこのブログだけでも読んでもらえたら幸いです。
虐待という言葉ですべてを括っているのにも違和感があります。この虐待という言葉で、苦しんでいる親がいることにも目をそらしてはいけません。
悪親から子を引き離す。これに目が行きがちですが、親子で苦しんでいる家庭が多くあります。親が虐待を受けていて、子どもに虐待をしてしまうケースだって少なくありません。
親も含めた、包括的な理解と支援が必要とも感じています。
子どもは子どもでいてくれるだけで、僕らを社会を幸せにしてくれるんです。子どもは大人が守る。それでだけです。
彼の出演したラジオ番組はこちらです。
#おみそしるラジオ(第9話)
『茄子子(なすこ)の部屋』配信!⏬iPhoneの方https://t.co/VxubaUdjyp
⏬Androidの方https://t.co/YKZt6iKmBU pic.twitter.com/oGghC7B1O2
— おみそしるラジオ (@omisoshiruradio) 2019年3月4日
こんなことを書いてます
里親と虐待と
Twitter始めます!自己表現が下手で、自撮りなんてしたことないけど自分の想いをしっかり出していきます!私の使命は馬を通して、子ども達を幸せにすること。虐待問題に魂で向き合うこと。昨年、養育里親に登録しました。子ども達の幸せな未来に命すべてを使います。#しなやんセミナー #ナッキー
— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年7月23日
私は昨年、養育里親に登録をしました。
里親というと特別養子縁組を想像されがちですが、養育里親は親元で暮らせない事情のある子を一時的に預かる里親です。
里親の整備は益々必要となります。
待ったなし。
子どもは社会で育てる。#その小さな手にhttps://t.co/kum7db4ukk— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年9月20日
僕は昔から傷つきやすく、考え込む事が多い。
そんな自分が嫌いだった。
でも、これでいいのか?の繰り返しがあって今の生き方を選べた。
子どもの虐待のニュースで眠れない程、悩み抜いた。
そして僕は養育里親として虐待に向き合う事を選んだ。
そこに向きあえる自分が好きだ。#今の自分を愛す— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年11月9日
レスパイト(一時預かり)に答えるのも里親の役目だと知ったのは里親研修を受けてからです。最初は虐待や死別の子を預かるんだと構えていたんですが、親の入院、出張等での預かりがあることを研修で知りました。里親って言葉が大きくなって伝わっているので、そんなに難しくないことを伝えたいですね。
— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年9月20日
wakoねぇ、ありがとうございます(^^)
里親って聞くとその子の人生全てを背負うみたいですが、実際に登録してみると、施設での学習支援から一日だけの短期の預かりなど誰でもできることから関われます。
里親のイメージがひとり歩きしていますが、できることの範囲で支え合おう!…そんなイメージです。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年10月24日
里親登録していても、様々な事情で一時休止の方も多いです。
里子は、家庭は嫌だけど学校の友達は好きで、転校を望まない子もいます。地域内に里親がいない場合もあります。
また、地域により、里親の偏りがあるためマッチングが上手くいかないケースもあります。
実数以上に里親は足りていないです。 https://t.co/dwNyUcs5dr— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年1月28日
虐待のニュースが流れる度に児童相談所(児相)の対応が叩かれる。
そもそも児相に支援と保護の役割が集中しすぎている。
虐待の親から子どもを引き離すのは恐怖を伴う修羅場だそう。
虐待は犯罪。警察に虐待課作って対応するぐらいが必要。
何かを叩くのは簡単。大人全員の責任。 #その小さな手に— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年8月21日
児童虐待で亡くなる子の半数以上が生まれたばかりの乳児。
目黒の虐待事件のようなケースが取り沙汰されるが、望まない妊娠で誰にも相談できず苦しむ母親がいるのも事実。#虐待 する親はひどい奴と片付けるのは簡単だし、そう考えた方が楽。
偏った考えは問題の本質を見失ってしまう。#その小さな手に— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年7月29日
子どもにとって親は安心基地。絶対的な場所。
2012年朝霞市で起きた虐待事件。
5才の男の子は両親から凄惨な暴力を受けていたのに、「ママと一緒に寝たい」と言い残し翌朝命を落とす。
これを聞いて魂が震えないはずがない。目を背けない。
どの子にとっても安心基地でいよう。#その小さな手に— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年8月23日
虐待以外に様々な事情で親元から離れ施設で暮らしている子がいる。
苦しんでいるのは子どもだけでなく、親も苦しんでいる。
ひどい親から子を守るという構図になりがちだが問題の本質を見失うとまた苦しみが増える。
社会全体で大切な命を守る。#その小さな手にhttps://t.co/Db3sL1c8ub— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年8月28日
児童相談所には若い方も多く、本当に日々、身を粉にして様々な問題に向き合っている。
虐待死が起きれば児相のせい。
環境を整えようとすれば迷惑だ。
勝手すぎやしませんか?
子どもだけじゃなく、親だって苦しんでる。
双方支える児相の役割は大きい。
支えよう。もう小さな命を失いたくない。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年12月21日
家庭という逃げ場のない中で、子どもを暴力で支配する。
子どもは恐怖に怯え、命を奪われる。
これ以上の地獄があるかよ。
家庭は子どもの安心基地のはず。
目を逸らさない。思考を止めない。
学校のいじめと違い、見えにくい児童虐待。
他人事じゃない。子どもの命を守れるのは周りの大人だけ。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年1月25日
色んなケースがありますよね。
子どもは自分から助けを求めるのは稀なので、周りの大人が意識を変える事。あとは警察と児相の連携を密にする事。虐待の多くは親も苦しんでるから、親も支援の対象だと認識する事。保護した後の受け入れ体制を整える事。これらをやって行くしかないですね。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年1月26日
児相に全ての責任を押し付けるのは違う。
大人には虐待から子どもを守る義務がある。児童福祉法にも明記されている。
自分の事で手一杯なのは分かる。
権利の主張を繰り返す前に大人は義務を果たすべき。
子どもを守る事が社会の中心であるべき。
そこはブレてはいけない。https://t.co/lnCuWwasIA— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年2月23日
虐待のニュースで一番に思うのは虐待を受けた子ども達の痛みと恐怖。
想像するだけで全身震える。
解決には児相、警察、行政の連携が大切なのは間違いない。
でも結局、最強なのは個の力。
私一人の力なんて…。
そんなことはない。一人の行動が必ず誰かを動かす。
僕は動く。必ず大きな力になる。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年3月5日
きっと1つの方法では解決しない。
児相や学校を批判した所で誰も救えない。
それぞれの立場でできる事がある。
この子の死が無駄にならないように、同じ悲劇を繰り返さないように、大人が知恵を絞らなきゃいけない。
今日、今この時でも、傷ついてる子がいる。
待ったなし。 https://t.co/UpvUY3BOnE— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年2月5日
子どもたちへの想い
僕は子ども達に乗馬という非日常を提供しています。
ただ、非日常で子ども達を笑顔にしたり、癒しを与えるだけでは、ただの自己満足です。
僕がやりたい事は非日常からの学びで、日常の質を上げてもらう事です。
非日常に生きがいを感じるのではな無く、日常が輝く為に僕は非日常を提供してるんです。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年1月23日
誰が考えた言葉か知らないけど、「老害」って下らねぇ言葉。
僕は地域のおじいちゃん、おばぁちゃんと一緒に子ども達と田植えをしたり、昔遊びを教えたりする。
なんでも知ってるし、世話好きだし、一緒にいて楽しい。
僕らも歳を取る。
そんな言葉を自分達が老いた時に残さないようにしたい。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年2月11日
これから益々、少子高齢化が進む。
今の子ども達は人類が経験したことのない未知の世界を歩む事になる。
ただ未来への危機感を煽るばかりでなく、僕たち大人は子ども達がワクワクするような未来を見せなくちゃいけない。
子ども達につけを払わせるような未来には絶対しない。
だから今を全力で生きる。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年1月7日
僕は子ども達に立派な生き方を説けるような人間ではありません。
だから今の生き様そのものを子ども達の学びの糧にして欲しいと思います。
泥臭く、躓きながらも前に向かっていく姿を見ていて欲しい。
僕が成長していく姿から何かを学んで欲しい。
だから僕は歩みを止めない。
泥まみれになっても。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年2月8日
大人が少し子ども達を見る目を変えるだけで、救える命があります。
子どもだけは大人が守る以外、方法はないので、大人の意識を変える事がまずは大切だと思います。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年1月26日
妻は子どもに「あなたたちが一番だよ。」と言う。
僕は子どもに「君たちは二番だよ。」と言う。
子ども「じゃあ、一番は?」
僕「一番はお母ちゃんに決まってるやん!」
元々、順番なんてないけどお母さんを大切に想ってる事が子ども達に伝われば良いと思う。
でも本心だけどね。#真実は妻のみぞ知る— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2018年11月13日
子どもの自尊心を一番傷つけるのは子ども自身を否定する事ではないと思います。
子どもが一番傷つくのは親同士が否定しあうことです。
そして親自身が自己否定をする事です。
夫婦で罵り合うこと。
自分をダメな親だと思う事。
僕はこの二つだけは絶対にしないと心に決めています。— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年3月16日
最後に
千葉県野田市で起きた小学4年生虐待死事件。
子どもが犠牲にならないために、何ができるのか?
長めのブログですが、何かのきっかけになればと思います。#馬と子どもの幸せ日記https://t.co/5q1MNix2pT— ナッキー🐎上迫直生(うえさこ なおき) (@nacky_peppys) 2019年2月6日