6/09～12　山旅人のツアーから学ぶこと

ハイキングやトレッキングのツアーだけど、山歩き以外のことこそ配慮すべき。ここ数年の、ぼくの大きなミッションです。　

正直、「ガイド」っていう呼ばれ方、ぼくには違和感が膨らみすぎているのも本音。

だって、日本からの遊び仲間たち（世間ではお客さんという）の日常は、山歩きとはほぼ無縁の毎日。

海外旅行だって、年に一回？　いや、数年に一回、あるかないかの大きなイベント。

慣れてない、分からない、

ぼくの当たり前（常識）は皆さんたちの非日常（非常識）

そのことをしっかり受け止めて、山歩き以外の何を配慮すべきなのか？　そこをしっかり考えねば。

今はまだまだハードル高いけど、継続していけばそれを習慣に出来るはず。そう信じてます。

 

「カナダは遥か彼方じゃない」

カナディアンロッキーのENJOYアドバイザー、田中康一たなかこういちのブログへようこそ。　https://tanakaworld.com/

飛行機もホテルもこれから手配なのに、それよりも先にぼくの空き日程を確認してくれるリピーターさんたち。ホント有難いなぁ。あ、ツイートしてないで早く返信しなきゃ。#カナダは遥か彼方じゃないよ　#本文と画像はムカンケー pic.twitter.com/uQEj1GqSav

— 田中康一 カナダトレッキガイド (@tnk51canmore) 2017年6月8日

 

山女子に見えるけど、実際はフツーのお婆ちゃん

昨日から始まった、兵庫県は山歩き専門の旅行会社、山旅人（やまたびと）のハイキングツアー。まだ初日が終わっただけなんだけど、60～70代の女子たちと接することで、気付きや学びが多いです。

立派な登山用品に身を包んでいるけど、日常は、孫が何人もいるような、フツーのカワイイお婆ちゃんたち。

山女子だけど、山歩きをするのなんて、1年に2～3回。

デジカメは一応持参するけど、日常で使うことなんてないから、操作方法だって分からなくて当然。

手が震える、老眼で近くが見えない、足腰弱いからしゃがめない。

そんな彼女たちが撮る写真はボケボケ。お花の名前もカナダの地名も覚えられないし、すぐに忘れる。

パッと見は山女子。
でも、実際には足腰も脳内も強くはない、フツーのお婆ちゃんたちなのです。

 

山女子に見えるけど、山歩きには不安ばかり

だから、今回の山旅人（やまたびと）ツアーは、ほとんど登らせない、女子トークや大好きなおやつの時間を交える。

野生のお花はいっぱい見せるけど、先ずはカメラの使い方をじっくり手ほどき。

朝はゆ～っくり0830～0900ごろの出発でホテル帰着も1500くらい。

1日の行程は事前に決めず、直前の予報や当日のお天気、皆さんの時差ボケ具合いから、当日の朝に決定。

山歩きをしたくてカナダに来たわけではなく、カナダの自然に触れたいからツアーに参加した。

でも、バス観光で時間に追われるスケジュールは避けたい。

 

職業と役割は別に考える

心が変われば　　態度が変わる

態度が変われば　行動が変わる

行動が変われば　習慣が変わる

習慣が変われば　人格が変わる

人格が変われば　運命が変わる

運命が変われば　人生が変わる

目の前の相手をしっかり観察して、

どうしたらこの人は安心してくれるだろう。

そんなことをしっかり考える習慣を脳内に沁み込ませないとね。

まずは、ぼく自身の弱い心から変えていかないとね。

 

 

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