個人ガイドと遊ぶカナディアンロッキーの日本語ハイキング、トレッキングツアー

夢が叶った!小学校でオンライン授業

 
この記事を書いている人 - WRITER -
1965年生まれ。北海道旭川市出身。カナダのバンフで日本人旅行者のトレッキングツアーを主宰。特に山歩き初心者さんが安心できる引き出しは豊富。楽しいコト→ キャンプ、バードウォッチング、ワイン、日本酒、芋焼酎、カラオケ、本読み。

こんな人たちに向けて書きました
⇒いつも応援してくれる皆さんへ

⇒感謝を込めての報告

2021年、11月18日に書きました。

6分で読めます。

 

「カナダは遥か彼方じゃない」

カナダ旅行のソムリエ、田中こういち のブログへようこそ。

https://tanakaworld.com/

カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。

 

知床の自然と共生

10/28と11/11の2回、

念願だった公立小学校でのオンライン授業を担当してきました。

 

斜里町立朝日小学校6年生、

22人に向けた道徳の授業。

テーマは
「知床と自然とどう共生していくか?」

担任の先生から事前に言われたのは、

●難しいくらいでOK

●正解のない授業→ 共感します!

 

斜里町とキャンモアの共通点

斜里町とキャンモアは共通点が多い!

①どちらも国立公園や世界遺産への入り口となる町。

②野生のクマと人の関わり、観光客の増大など、抱える課題は同じです。

 

教えないオンライン授業

1回目の授業で最初に伝えたこと。

ぼくは教える人ではありません。

皆さんも教わる人たちではありません。

同じ課題を一緒に考える仲間です。

 

“正解” も “間違い” もなし。

皆さんが一生懸命に考えて出してくれた答えは、すべて受け止め感謝を伝えます。

 

こんなことを一緒に考えた

知床の生き物たちと人間にとって、

●どの状況がシアワセか

●なぜそう思ったのか

以下の3つのパターンから考えてもらいました。

 

①生き物たちと人間の棲む場所は少しなら重なってもOK

②別々の土地に棲むことがシアワセ

③棲む場所が完全に重なっても、意外に上手くいくかも?

ぼくとしては、

そんなのムリでしょ!って誰もが思う、

③の可能性も考えてもらいたかった。

 

カナダ・アメリカの取り組みも伝えた

北米大陸には「Y2Y」というプロジェクトがあります。

Yellowstone to Yukon の略で、

全長3,200㎞→ 野生動物たちが安全に往来できる抜け道のこと。

 

その取り組みを一例にして考えてもらいたかったんだけど、ぼくの説明が長すぎたことは反省・・・

 

オンラインゆえの難しさ

実際にやってみて、初めて知る難しさがいくつもありました。

 

●マスク越しのオンライン対話

●もっと彼らの言葉も聴きたかったけど、時間が・・・

●全員の表情を見渡せない

 

今後に活かしたい!

それでも学校側が確実にデジタル化に向かっていること、

外部からゲストティーチャーを呼ぶこと、

海外ともカンタンに繋げられること、

などなど、これからの数年で大きな変化が生まれることは間違いないと想像します。

 

そのために今、ぼくが出来ること。経験を積むこと。

ムダになるモノ・コトはひとつもないと思っています。

 

たくさんの皆さんへ感謝!

ご理解と協力をいただいた、担任の先生や学校側に感謝!。

一緒に考えてくれた生徒さんたちの感謝!

 

担任の先生に話を繋げてくれた、NPO法人「ゆめとこ」の皆さんに感謝!

 

「教えないオンライン授業」

何度もやらせてもらいたいなぁ・・・

興味を持ってくれる先生が必ずいるはず。探していきます!

 

 

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1965年生まれ。北海道旭川市出身。カナダのバンフで日本人旅行者のトレッキングツアーを主宰。特に山歩き初心者さんが安心できる引き出しは豊富。楽しいコト→ キャンプ、バードウォッチング、ワイン、日本酒、芋焼酎、カラオケ、本読み。

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