個人ガイドと遊ぶカナディアンロッキーの日本語ハイキング、トレッキングツアー

猛暑と山火事とカナディアンロッキー

 
この記事を書いている人 - WRITER -
1965年生まれ。北海道旭川市出身。カナダのバンフで日本人旅行者のトレッキングツアーを主宰。特に山歩き初心者さんが安心できる引き出しは豊富。楽しいコト→ キャンプ、バードウォッチング、ワイン、日本酒、芋焼酎、カラオケ、本読み。

こんな人たちに向けて書きました
⇒日本やアメリカから
カナダへの旅行を心待ちにしている

⇒現地の正確な情報を知りたい

2021年、7月11日に書きました。

 

■この記事を書きたいと思った理由

⇒カナディアンロッキーの気温は確実に上がっている

⇒現地の気候を理解してもらいたい

5分で読めます。

 

「カナダは遥か彼方じゃない」

カナダ旅行のソムリエ、田中こういち のブログへようこそ。

https://tanakaworld.com/

カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。

 

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ブリティッシュコロンビア州の内陸部で

7/10現在、カナディアンロッキーの西側→*BC(ブリティッシュコロンビア)州の内陸部では、283件の山火事が発生しています。

7・8月の山火事は2013年ごろから毎年のように起こっていますが、7月上旬からというのは例年よりずっと早い(過去は7月下旬~8月)

 

もともとは2週間前、6月下旬からの「記録的な高温と乾燥」が原因で山火事が発生。異常高温は少し下がったものの、現在も平均気温は例年以上で高いまま。

来週のカムループスは、さらに気温が上がるとの予報です。

*BC(ブリティッシュコロンビア)州の内陸部→カムループスやケロウナなど。カナダワインの産地であるオカナガン地方も含む。

 

アメリカ北西部でも山火事が多発

ワシントン州、オレゴン州、アイダホ州、モンタナ州、そしてカリフォルニア州でも猛暑による山火事が多発しています。

*山火事発生場所と大気汚染を示したサイトから

 

熱中症や大気汚染への警戒も

カムループスなどでは来週、35~38度との予報が出ています。


同じようにカナディアンロッキーでも30度前後の気温が連日続くようです。

それに伴い、個人的に懸念することは以下の5つ

①BC州の内陸部で山火事が広がる

②新しくカナディアンロッキーでも山火事が

③煙による大気汚染がすすむ

④屋外活動は人体にも悪影響

⑤熱中症また熱疲労

 

今回のまとめ

カナダ旅行の再開を心待ちにしている人は多いですよね。

その中で7~8月にしか休暇を取れない人も多いことも知っています。

そして、2013年から目立ってきた山火事の影響で、すっきりしない景色になった場面も数多く見てきました。


コロナ禍で休暇の仕組みが変わった人はいるのでしょうか?

ワクチンの2回接種が完了したら、誰もがオフィスへ出勤となって、休暇の取り方も同じままなのかな?

7~8月にしか夏休みが取れない人は、本文に書いたような事実も理解した旅行計画をお願いします。

もしも、6月や9月に休暇が取れるなら、山火事や大掛かりな混雑を避けるためにも7月・8月以外のカナディアンロッキー旅行をお勧めしたい。個人的な本音です。

 

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