ぼくはただ登山案内をしているわけじゃないんだ
2014年の9月、ぼくは運命的なビジネス本に出会いました。
自分のそれまでの考えをすべて捨ててもいい!と思えるほど共感できた本に。
ビジネス本というよりは、広い意味で目の前の相手を思いやる内容です。
大事な家族や親しい仲間との接し方を含め、すべての人間関係に役立つ。
何度も読んだ後に、ぼくが目指してきた「人と人の繋がり」について綴ってみました。
結論から書いてるので、サクッと2~5分で読めます。
「カナダは遥か彼方じゃない」
カナダ旅行のENJOYアドバイザー、田中康一のブログへようこそ。 https://tanakaworld.com/
カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。
誰かの役に立つという思考
まずは結論から。
著者である藤村正宏さんの「エクスマセミナー」、最後にオリジナルのエンドロールが流れるんです。
その内容こそ、藤村さんがいちばん伝えたいことなんだろうと思います。
化粧品を売っている女性が、
特別老人ホームでおばあさんにメイクをしてあげました
すると・・・
少し認知症のそのおばあさんが元気になったそうです
その時彼女は気づいたそうです
「そうか・・・
私は化粧品を売っているんじゃないんだ」 と・・・
子供写真館の女性店長が、
ちょっと障害のあるお子様の七五三の写真を、とっても可愛く撮ってあげました
すると・・・
その子のご両親が涙を流して喜んだそうです
その時彼女は気づいたそうです
「そうか・・・
私は七五三の写真を売っているわけじゃないんだ」 と・・・
モノやサービスを売るのではなくて、目の前の誰かに自分がどう役立てるのか、寄り添えるのかという思考です。
ぼくは誰の何に役立てるだろう?
ぼく自身に置き換えてみました。
カナダのトレッキングガイドが、
多忙でストレスの多いひとり旅女子を登山へと連れ出しました
すると・・・
その彼女は帰国後も自然に親しみ、趣味や仲間を増やして仕事も楽しめるようになったそうです
その時ガイドは気づいたそうです
「そうか・・・
ぼくはただ登山案内をしているわけじゃないんだ」 と・・・
ちょっと長いかな?(笑)
田中
両親には多少のムリも出来るうちに、
一緒に海外旅行をしたいと願う女性がいました
彼女から相談を受けたカナダのトレッキングガイドは、自宅出発から帰宅まで旅行全体のオリジナルプランを一緒に考えたそうです
帰国後も家族が笑顔で語り合えるようにと
その時ガイドは気づいたそうです
「そうか・・・
ぼくはただ登山案内をしているわけじゃないんだ」 と・・・
やっぱ長い・・・(汗)
田中
モノを売らないとは?
藤村さんの言う、
モノではなくて「体験を売る」
「体験を売る」ってなに??
最初はまるでイメージ出来なかったけど、
ぼくなりの解釈で言い方を変換すると、以下の3つです。
●その商品やサービスを提供することで生まれる、お客さまのライフスタイルを想像してもらおう。
●そのライフスタイルを提供するために、お客さまの感じる不安、不満、不便などの「不」を探ろう。
「不」を知るために「売り手視点」ではなくて「買い手視点」を意識しよう。
冒頭の本を読んだ当時、主流だった「安売り」とは真逆の思考だったお陰で、ぼくもスムーズに共感することが出来たのです。
今回のまとめ
藤村さんの本に出会えたことで、
TwitterというSNSがとても奥深いことを知り、オンラインを通じて人と人が関わるということやコミュニケーションの難しさ・大切さを今でも学んでいます。
まだまだ出来ていないことのほうが多いけど、意識付けはこの3年で養えたかな?
トレッキングなんて、カナダ旅行をする人たちの単なる目的のひとつ。
ゲストさんたちにとっては、カナダ旅行全体が大きなイベント。
だったら、そこに広く関わっていくことがぼくの役割りだと思うのです。
仕事を仕事として捉えるのではなく、誰かの何かに役立つことを探すほうが楽しいと知りました。
身近な家族や親しい仲間はもちろん、ご縁のある人たちを引き寄せていきたいですね。
ぼくが毎朝、声に出して読んでる文章です。
↓ ↓
自分が輝くよりは、誰かの役に立つことで自身の心を満たせば良い。
社会の中でぼくが存在する理由はそこにある。
ぼくのやってきたことは、きっと誰かの役に立つ。
トレッキングツアーの相談など、ゆるくLINEでお話しましょう。内容は他の人から見えないのでご安心を。
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