ロッキー通信10月号 体験談
こんなことを書いてます
10~12月のお話
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世界中からの観光客で賑わったカナディアンロッキーが静かになる10月下旬。山麓ではエルクというシカたちのスキンシップ(交尾)が始まります。
発情期になるとオスの首は膨らみ、そこから特有の匂いを発します。
さらに排尿した地面に身体を横たわらせ、自分の匂いを全身に沁み込ませる行動を繰り返し行います。
近くのメスには低いうめき声で自分を自らの強さを誇示し、遠くのメスには甲高い悲鳴のような声でアピールを続ける。その声と匂いに魅了されたメスたちは次々にオスを囲み、1対多数のハーレムを作ります。
オスだけに与えられた角は長く、いくつにも枝分かれしています。春から夏に摂った栄養が長く強い角を作り、別のオスが率いるハーレムを奪うときの武器にもなります。
静まり返った山麓にエルクのうめき声や甲高い声が聞こえ、オス同士の角をぶつけ合う音が響く。観光客の皆さんがほとんど見聞きするのことのない光景ですが、自然のあるべき姿を目の当たりにできる時期なのです。
体験談#1 孝子
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2018年7/21~27
カナダ旅行の5か月前に骨折しました。接骨院にも通い続けたけど、出発日を迎えても痛みは消えないまま。
70歳という年齢もあり、不安が膨らんだので山歩きは諦めるつもりでした。
ところが、いざ歩いてみたら痛みなど感じることなく5日間もハイキングが出来たんです。
氷河の水に触ったときの冷たさ、立ち上がってポーズをするリスが可愛いくて、お花畑に癒されたり。
カナダのなにもかもが不安だった私を励ましてくれました。爽やかな気温がとても優しかった。
カナダに連れてきてくれた息子には感謝が絶えません。また必ず再訪したいです。
体験談#2 ヒロ、千里
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2012年から8年連続の再訪
田中さんや啓子さんとの再会はもちろん、現地に住むおふたりの日本人のお友だちから手厚いおもてなしまで受けてます。
ご自宅に呼ばれての食事会ではたくさんの懐かしい顔ぶれと再会できるし、皆さんから「お帰りなさい!」と言ってもらえることがなにより嬉しいです。
カナダへ行くのではなく、1年に1回の帰省として、再会する親戚にお土産を渡しに帰る。今ではすっかりそんな感覚なんです。
また行きたい場所ではなく、また会いたい人のいる場所へ行く。
田中さんがいつも言う「人が旅の目的になる」 何年通っても魅了される理由がそこにあります。
体験談#3 まこ
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2019年7/25~31
来年7月の再訪も決定
山のガイドさんではなく、私の専属アドバイザー的な存在の田中さん。
出発するまでの8か月間、服装や準備、現地での過ごし方など何度も相談にのってもらいました。
カナダへの出発前日には、カルガリー空港到着後の入国審査や送迎バスのことなど細かな最終案内まで送られてきました。きっと他のお客様にも同じように連絡を重ね、毎日のツアーを担当して、いつ寝ているのかと心配です。
奥さまの啓子さんには現地スーパーの珍しい調味料などを教えてもらいました。帰国後のお料理が楽しく、主人と子供の美味しい!の言葉が嬉しいです。