それでもカナダ旅行の服装で悩む人たちへ 2020年最新版
以下は、2019年9/08に届いた質問です。
まもなくカナディアンロッキーに滞在するゲストさんからの質問。
毎日がめちゃくちゃ暑くて・・・ その対策ばかり考えてましたけど、
ゲストさん
そっちの朝はすでに7度なんですね・・・
寒さ対策のアドバイスをお願いします。
ゲストさん
彼女の不安を聞くことで、ぼくも再確認できることがありました。
イヤになるほどの暑さの中で、カナダ旅行の準備をするすべての人に役立ちますように。
5~9月の旅行を計画する人たちの不安が少しでも緩和されますように。
6分くらいで読めるかな?
「カナダは遥か彼方じゃない」
カナダ旅行のENJOYアドバイザー、田中康一のブログへようこそ。
カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。
分からなくて当然
ぼくが彼女に伝えたことは以下の3つ。
①初めての土地なんだから分からなくて当然。
②登山用の薄い衣類を多めに準備する。
③寒さ対策ではなく激しい気温差に対応しよう。
②と③を補足しますね。
両極端な2つの気候
イメージしにくいとは思いますが、「寒さ対策だけ」を考えると失敗します。
ぼくが何度も体験してる気候パターンは大きく3つです。
その①
気温の変化が5度前後~15度くらい。
そのまま1日が過ぎていく。
晴れ間やキツイ陽射しがない。
脱いだり着たりの繰り返しがなくて、ほぼ着込んだままで1日を過ごしてます。
ハイキングならジャケットなどを脱がないからザック(リュック)にすき間が多い。
その②
ド快晴!で雲がない。
朝の2~3度くらいから25度(それ以上も?)の大きな気温変化。
放射冷却の影響をモロに受けて朝は極端に冷え込みます。前日がド快晴ほど翌朝は冷えます。
でも、その後はキツイ陽射しを浴びて着込んでいたものを次々にザックイン。
寒がりで暑がりのぼくは冬の服装から真夏へ変わるようなもの。
7月でも8月でもそんな日が頻繁にあります。
やっかいな3つめの気候
①でも②でもない面倒な気候が次の③です。頻繁に脱ぎ気をする羽目になるから。
その③
雲の多い晴れ。
日なたと日陰が両極端。
雲が流れることでキツイ陽射しを浴びたり日陰で急に寒く感じたりの繰り返し。
気温は18~22度くらい?
こうなると体感温度も激しく変わるから、脱いだり着込んだりを繰り返すことになります。
①②③→ どの気候にも対応できるのが、登山用品の重ね着です。
しかも薄いモノを重ねるのが個人的なお勧め。
薄くてもスグレモノな衣類
イマドキの登山用品って、
●薄い
●軽い
●寒さと暑さの両方に対応
この3拍子を揃えてます。
カナダ旅行の荷物を減らすことだって容易です。手洗いしたってカンタンに乾くから。
ぶ厚いから温かい→ そんな古い固定感だとスーツケースが衣類だけでいっぱいになってしまいますよね?
カナディアンロッキーの宿泊地、バンフやキャンモア、ジャスパーなどは標高の高い山岳リゾートです(1100~1400m)
1日の気温差がとても大きい。
ハイキングをしないシーンでも(町の滞在やバス観光など)イマドキの登山用品がとても重宝する気候なんです。
薄い・軽い・寒さと暑さの両方に対応できるってスグレものですよ。
日常の衣類に比べてお安くない理由はそこなんです。
特殊な素材ですから。
まとめ
ぼくはこの土地で「衣替え」のない生活をしています。
1年中冬物も夏物も必要な暮らし。
皆さんはそんな暮らしをしたことありますか?
1日を過ごす中で気温差が25度以上になることありますか?
先週は30度を超えてたのに、今週は10度くらいか・・・ っていう日常を想像できますか?
ぼくの当たり前は日本の皆さんの非日常。
でも、皆さんはそんな場所へ行こうとしてるのです。
真夏でも真冬でも、
6月でも9月でも、
いろんな気候パターンがあるし神様にも予想がつかない。
同じ時期に10年も通ってるリピーターさんだって毎回違う気候に戸惑ってます。
ぼくが30年住んでもさっぱり理解できません。
だから、日本を出る前に悩みすぎないでください。分からなくて当たり前だから。
女性と男では不安になる視点も異なるけど、
基本はイマドキの登山用品で身を包み、脱いだり着たりを繰り返せるような重ね着。
体験したことのない気候で過ごすには、体験したことのない対応で(笑)
もちろん、景色も未体験の感動です。
6月に来る人に向けて書いたブログですが、9月でも同じです。こちらも参考にしてください。
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カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。
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