教育関係の方へ向けた自己紹介
サクッと自己紹介。
田中
はじめまして、田中こういちです。
カナダの世界遺産カナディアンロッキーで、日本人旅行者向けのプライベートツアーガイドをしています。
得意なこと➡ 山歩きの未経験者の味方「苦しくないトレッキングツアー」
①プロフェッショナル・インタープリター
②教えないオンライン授業(「ダーウィンが来た」のような?)
①と②を以下で補足します。
プロフェッショナル・インタープリター
2001年から新たに義務付けられたガイド資格 。
それが「インタープリター」
世界中から訪れる観光客と自然保護を繋げる「教育」システムの一環。
英単語の意味は「通訳者」・「解説者」ですが、国立公園内では大きな役割りを担います。
①生き物たちの声なき声を日本人観光客に通訳する。
②年齢や興味度に応じて分かりやすく解説する。
国立公園内の動植物、地質年代、氷河、気候、自然保護システムなどについてのお話ができます。
例えば、ぼくの場合は以下のような内容で。
この色ってなぜ?
湖がエメラルドグリーンに見える理由➡
①氷河からの成分 ②太陽光 ③光の屈折 による共演
世界遺産「バージェス頁岩」
古生代カンブリア紀の化石を探すツアーを担当できます。
アノマロカリスの触手や口の化石を展示する施設も訪れます。
グリズリーは狂暴でもないし肉食でもない
カナディアンロッキーのグリズリーがビビり屋の臆病者、ヒトに対しても恐怖心を抱いています。
「死んだフリ」の正しいやり方?(笑)をシェアできます。
世界遺産を繋げていく
世界遺産であり国立公園でもあるカナディアンロッキー。
目的は、繊細な自然を次世代に繋げること。
「自然は自然のままに」
でも、あえて自然を守るために人工物を創造する必要もあります。
そのための工夫や意識の高さは、日本人の想像を超えるほど!
クマの行動範囲を広く保つため、「動物専用の橋」を高速道路に架ける。
山火事が起こっても自然発火なら消火活動はしない。自然の鎮火を待つ。なぜなら「山火事に依存する生態系」だから。
逆に国立公園が、意図的に人口発火で山火事を起こすこともあります。
繊細で弱々しいカナディアンロッキーの大自然。その現状や問題点を世界中へ発信したい。
ひとりひとりに意識・工夫してもらいたいから。
皆さんの小さなご協力からお願いします。
田中こういち
/ カナディアンロッキー
カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。